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親和図とは(新QC七つ道具)

親和図法は,未来,将来の問題,未知,未経験の分野の問題など,もやもやとして,はっきりしない問題について事実,意見,発想を言語データとしてとらえ,それらの相互の親和性(似通っている,関係が強い等)によって統合した図を作ることにより,解決すべき問題の所在,形態を明らかにしていく方法です.通常KJ法と言われます.

ブレーンストーミングの際に,多数の参加者から出された大量のアイディアを付箋やカードなどに記録し,共通性のあるものをグルーピングし,グループの特徴がよくわかる見出しをつけることによって,問題の構造あるいは思考プロセスを支援することができます.

親和図の使用方法

1. テーマの選定

「女性客にとって使いたい乳液とはどんなものか」をテーマに,親和図を使って意見を整理します.

メニューバーから[手法選択]-[新QC七つ道具]-[親和図]を起動します.

2. カードの入力

ブレーンストーミングで出た意見を親和図のカードに入力しましょう.

例えば「つけごこちがよい」というカードを作るとします.ツールボタン「新規カード作成」ボタンを押すと「新規カードの作成」ダイアログが表示されますので,タイプを「カード」とし,カードの内容に「つけごこちがよい」と入力します.「OK」ボタンを押すとカードができあがります.

図1 →
図1. 新規カードの作成

図2
図2. カードの入力項目)

同様の操作を繰り返し,意見のカードを作っていきます.

図3
図3. 作成されたカード群

3. カードのグループ化

図4
図4. グループ化されたカード群

次に,似た者同士のカードをグループ化しましょう.

カードはマウスのドラッグで簡単に移動させることができます.似た者同士のカードを近くに配置した上で,ツールボタン「グループ化」ボタン を押し,グループ化したいものを囲みます.(通常の編集に戻りたい時はツールボタン「通常編集」ボタンを押してください.)

ここでは4つのグループを作りました.

4. グループに標題をつける

図5
図5. 標題がついたグループ

グループ化したカード群に標題を付けます.

グループ化の線の内側をダブルクリックすると「新規カードの作成」ダイアログが表示されますので,タイプを「標題」とし,カードの内容に標題を入力します.それぞれ「宣伝」,「値ごろ感」,「効き目」,「五感」という標題を付けることにします.

以上で,親和図は完成です.

本システムの機能・特徴

インポート
メニューバーから[ファイル]-[インポート]を押すと,テキスト形式のデータやStatWorksのN7データ(特性要因図,連関図,系統図のデータ)を読み込み,カードを作成することができます.
グループのグループ化
ツールボタン「グループ化」 を押し,キーボードの「Ctrl」キーを押しながら,複数のグループを含むようにマウスのドラッグで囲むと,グループのグループ化をすることが可能です.カードのグループ化は6階層までおこなえます.
検索機能
メニューバーから[編集]-[検索]で検索語を入力すると,その語を含むカードを一斉に検索することができます.

※ 「画面はJUSE-StatWorks/V4.0のものです」

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