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ゲージR&Rのパーツと評価者の分散比について(よくあるご質問)

Q. ゲージR&Rの分散分析表では「パーツ」および「評価者」の分散比を,誤差分散ではなく「バーツ×評価者」の分散を分母にして算出しています.これはなぜですか?

A.

分散比は,以下の分散の期待値(EMS)の構造によって計算します.

◎評価者:τ^2+rγ^2+nrω^2

◎パーツ:τ^2+rγ^2+krσ^2

◎評価者×パーツ:τ^2+rγ^2

◎誤差(ゲージ):τ^2

ここで,評価者間の分散ω^2を見るには,評価者の分散値の期待値のω^2以外の部分,即ち「τ^2+rγ^2+nrω^2」の「τ^2+rγ^2」(評価者×パーツ)を分母にしてF比を算出する必要があります.パーツの分散比も同様です.

なお,分散の期待値が上記のような構造をしているのは,ゲージR&Rでは伝統的に,評価者,パーツ共に「変量因子」として扱っているからです.

更新日2013年6月4日
FAQ番号13400
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