「ndc(知覚区分数)」は「the number of distinct categories」の略です.『MSA第4版』では,”特性値の範囲に対し,明確に識別できる区間の数”と説明されています.
すなわち,測定システムのばらつきと比較したパーツのばらつきのある一定の大きさを1カテゴリーとして,何カテゴリーかを見たものになります.
ndc=1.41×パーツのσ/ゲージR&Rのσ と計算され,5カテゴリー以上で合格です.ただし,ndc(知覚区分数)に物理的な意味づけを行うことは難しいとの説があります.
よって,ndc(知覚区分数)の値を使用する場合は,判定基準値(=5)との比較でのみ使用することをお勧めします.このndcと変動率はある程度連動しますが,判定結果が完全に一致するわけではないので,両者の判定結果が異なった場合は状況によって合否を決めます.
更新日 | 2015年4月14日 |
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FAQ番号 | 14922 |
カテゴリー | 手法・操作編(工程分析) この手法の解説ページへ |
対象製品 | JUSE-StatWorks/V5 JUSE-StatWorks/V4.0 |
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