QFD(Quality Function Deployment:品質機能展開)とは,1978年に水野滋,赤尾洋二氏により体系化された手法です.顧客に満足が得られる設計品質を設定し,その設計の意図を製造工程までに展開することを目的としています.
品質機能展開表は,提供する製品の設計段階からの品質保証を目的とした設計アプローチ方法です.
その種類には,市場の生の声を言語情報として整理した要求品質展開と製品に関する技術的な特性を展開した品質特性展開表,要求品質展開表と品質特性展開表の二元表である品質表などがあげられます.
また,品質を保証するための,現行技術との対応付け(技術展開),故障発生との因果関係(信頼性展開),開発するためのコスト設定(コスト展開)など,展開方法は多岐にわたります.
QFDを用いた事例をご覧いただけます.
TDKとしてのQS-9000への取り組み
品質展開表の作成を支援します,企画品質の比較や設計品質の実験計画/分散分析などを簡単にその場で統計解析手法を用いて解析が行なえます.
本システムで用意されている各シート(要求品質,品質要素,工程,製造因子)に項目名を入力する事で,指定された組み合わせにより複数の展開表を作成します(1シートに最大3つまで).展開表では,Excel上で項目の追加・削除,関連尺度の入力項目間の関連付けと表示,任意のセルへの画像や文書類の登録などを行うことが出来ます.
複数の品質展開表を簡単に作成,編集ができる.マークする項目から関連の深い項目を抽出,任意なセルには図表などのオブジェクトリンク,品質表から元データ表の整合性チェックなども可能です.
また,QFD上のデータ表を指定して直接,主成分分析,因子分析が可能であり,実験計画,分散分析などの手法が使用できます.
※ 本システムは,Microsoft Office Excel 97以降に対応しています.
※ 「画面はJUSE-StatWorks/V4.0のものです」
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